数値ブロック検査
エージェントが数値ブロックを検査すると数値を読み取る MakeCode 拡張機能です。
実装例
バブルソート
隣同士の要素を比較して、大小関係が逆なら交換を繰り返すアルゴリズムです。
使い方
数値ブロック検査
エージェントが指定した方向のブロックを検査して、色から数値(0-9)を読み取ります。

数値ブロック
数値ブロック(色付き羊毛)は、minecraft-numeric-blocks-resourcepack リソースパックで提供されています。

抵抗器のカラーコードに基づいた色分けで、数字 0-9 を表現します:
- 0 =黒色 / 1 =茶色 / 2 =赤色 / 3 =橙色 / 4 =黄色
- 5 =緑色 / 6 =青色 / 7 =紫色 / 8 =灰色 / 9 =白色
スターターテンプレート
ソートアルゴリズムを実装するためのスターターテンプレート:

function 初期化 (開始座標: Position) {
// 破壊したブロックを1個だけ保持したいのでサバイバルモード
gameplay.setDifficulty(PEACEFUL)
gameplay.setGameMode(SURVIVAL, mobs.target(ALL_PLAYERS))
// 数値ブロックを並べる
blocks.numline(開始座標, NORTH_CARDINAL_DIRECTION, 6)
// エージェントを開始位置にテレポート
agent.teleport(positions.add(開始座標,world(-1, 0, 0)), EAST)
}
player.onChat("sort", function () {
初期化(world(0, -60, 0))
// ここにソートアルゴリズムをプログラムしよう
player.say(agent.inspectNumericBlock(FORWARD))
})
blocks.numline ブロック:

- 指定した座標から、指定した方向に、ランダムにシャッフルされた数値ブロックを配置します
- 配置できるブロック数は 2~10 個です
インストール方法
1. 数値ブロックリソースパックのインストール
まず、minecraft-numeric-blocks-resourcepack リソースパックをインストールしてください。
2. MakeCode 拡張機能の追加
2-1. 拡張機能ボタンを押下
MakeCode for Minecraft のエディタ画面で、左下の拡張機能ボタンをクリックします。

2-2. リポジトリ URL を入力して検索
検索欄に以下の URL を入力して検索します:
https://github.com/mming-lab/makecode-minecraft-numeric-blocks

2-3. 拡張機能を取り込み
検索結果に表示された拡張機能を選択してインポートします。
